職歴を書くときのポイント

• いちばん伝えたい情報を見出しにする
• 文章の要約や箇条書きを活用
• 営業成績や施策によって上がった成果を数値化し、貢献度を客観的に書く
• 「どこで」「誰に対して」「どんなことをしてきたか」「具体的な成果」が分かるように書く
• 誤字脱字がないか念入りに確認

1. 具体性と数値化
   • 抽象的な表現を避け、具体的な業務内容や役割を記載する
   • 可能な限り数字を用いて実績を示す（例：売上20%増加、顧客満足度95%達成）
2. 読みやすさの重視
   • 箇条書きを活用し、1項目につき2〜3行程度に抑える
   • 最新の経験や最も関連性の高い内容を上位に配置する
3. 応募先との関連性
   • 求人要件に合致する経験やスキルを優先的に記載する
   • 応募先の仕事に関連する業務内容や実績を強調する

、職務経歴書において以下の要素を含む重要な項目です：

1. 経歴の具体的説明

   • 各職場での具体的な業務内容や役割を詳細に記述
   • 担当したプロジェクトの規模、目的、自身の貢献を明確に示す

2. 実績と成果の提示

   • 数値化できる実績（売上増加率、顧客満足度など）を具体的に記載
   • 個人やチームでの成果、受賞歴などを含める

3. スキルと経験のアピール

   • 業務を通じて習得したスキルや専門知識を強調
   • 応募先企業の求める能力との関連性を明確に示す

この項目は、あなたの職務経験を詳細に説明し、応募先企業にあなたの価値を具体的に伝える重要な部分です。採用担当者が求める情報を効果的に提供することで、面接につながる可能性が高まります。

1. 具体性と実績を示す
   • 具体的な業務内容や役割を記載し、数字や成果を用いて実績を示す（例：売上20%増加）。
2. 関連性を強調する
   • 応募先企業に関連する経験やスキルを優先的に記載し、求人要件に合致する内容を強調する。
3. 読みやすさを重視する
   • 箇条書きを活用し、簡潔に要点をまとめる。最新の経験を上位に配置し、時系列や重要度で整理する。

職務経歴書に決まったフォーマットはありませんが、採用担当者が読みやすいよう、一貫性のある記載方法を心がけましょう。

【基本的な記載方法】

1. 退職済みの場合
・「2020年4月～2023年3月」のように終了月まで明記
・日付の記載は不要
・月単位での記載が必須

2. 在職中の場合
・「2020年4月～現在」と記載
・退職予定日が決まっている場合でも「現在」と表記

【職務経歴の区分け方】

1. 会社ごとの区分
・社名と在籍期間を明記
・会社の規模や業態も併記すると良い

2. 部署異動や職務変更の場合
・同じ会社でも部署ごとに期間を分けて記載
・「営業部：2020年4月～2021年3月」
・「企画部：2021年4月～2023年3月」

【記載のポイント】

・空白期間がある場合は理由を簡潔に説明
・アルバイトやインターンも、正社員採用に関連する経験なら記載
・期間は新しい順に記載することが一般的
・西暦表記が望ましい

職種変更を複数回経験している場合は、一貫性のある説明とキャリアの成長過程を示しましょう。
職種変更を「キャリアの幅を広げるための選択」として前向きに説明すれば、豊富な経験を持つ人材としてアピールできます。

【説明のポイント】

1. キャリアストーリーの構築
・変更の必然性を説明
・スキルの積み重ね
・成長プロセスの提示
・目標達成への道筋
・各職種での学び

2. 共通項目の強調
・転用可能なスキル
・活かせる経験
・培った人脈
・問題解決能力
・マネジメント経験

【具体的な記載方法】

1. 職歴欄での工夫
・職種変更の理由を簡潔に
・習得したスキルを明記
・具体的な成果を記載
・次の職種との関連性
・キャリアの発展性

2. 自己PR欄の活用
・多様な経験の強み
・視野の広がり
・適応力の高さ
・チャレンジ精神
・目標の一貫性

3ヶ月以内や1年未満など、在籍期間の長短に関わらず、すべての職歴を履歴書に記載する必要があります。

すべての職歴を記載する理由

経歴詐称のリスク

・短期職歴を隠すため、前後の在籍期間を長く書くのは経歴詐称です
・経歴詐称が発覚すると、内定取り消しや懲戒処分の対象となる可能性
・会社からの信頼を著しく損なう結果になる

空白期間への不信感

・職歴を記載しない空白期間は、必ず面接で質問される
・後から就業事実が発覚すると虚偽の印象を与えかねない
・最初から正直に記載すれば誠実さをアピールできる

社会保険記録との不一致

・入社時に提出する雇用保険被保険者証に、過去の就業履歴が記載されている
・書類の内容と履歴書の記載が異なると信用を失う

★入社後のトラブルを避けるため、必ず正確な情報を記載しましょう。

まとめ方の基本

・似た職種や業界ごとにグループ分けして記載
・複数の短期パートを「〇〇業界にて接客業務に従事」とまとめて記載
・期間は「〇〇年〇月～〇〇年〇月」と一括で

職歴整理のコツ

1. 応募先の関連経験で整理

• 志望業界や職種に近い経験を中心に記載
• 獲得したスキルや成果が活かせる経験を強調

2. 時期で整理する

• 直近の経験を中心に記載
• 古すぎる経験は省略可

3. 職務経歴書で補足する

• 履歴書では概要のみを記載
• 詳細な職務内容や実績は職務経歴書に記載
• 「詳細は職務経歴書をご参照ください」と注記

【記載例】

2020年4月～2023年3月
小売業界（〇〇ストアほか2社）にて接客・販売業務に従事
・接客応対、商品管理、レジ業務を担当
・社員教育にも携わり、新人スタッフ5名の育成実績あり

正社員としての職務経験が少ない場合、アルバイトやインターン経験も職務経歴書に記載しましょう。

【こんな人は記載がおすすめ】

• 応募先企業で活かせるスキルや経験が得られている
• 長期間（数ヶ月以上）の勤務実績がある
• 正社員としての職歴が少ない
• インターン先での具体的な実績や成果がある

【記載のポイント】

1. 履歴書での記載

• 会社名の後ろに「（アルバイト）」「（インターン）」と明記
• 勤務期間を正確に記入

2. 職務経歴書での記載

• 担当業務の具体的な内容
• 数値を用いた実績の説明
• 習得したスキルや経験
• プロジェクトでの役割や成果

【記載を避けたほうがいい場合】

• 短期間（数日程度）の経験
• 応募職種と関連性が低い業務内容
• 具体的な業務内容や成果が説明できない

【ボランティアや留学経験は？】

• 職務経歴書ではなく自己PR欄に記載する
• 応募先企業が求める人物像やスキルを意識し、自身の経験をどのように活かせるか具体的に説明する

職歴の空白期間は正直に記載したうえで、その期間をどう過ごしたか説明しましょう。
空白期間の長さや理由によって、記載方法を使い分けることをお勧めします。

対応方法

【短期（1～3ヶ月程度）の場合】
・職歴欄に「一身上の都合により退職」と記載
・特別な説明は不要な場合が多い
・次の就職活動期間として一般的

【中長期（半年以上）の場合】
・空白期間の活動内容を簡潔に記載
・自己啓発やスキルアップの取り組みを明記
・ボランティアなどの社会活動も記載可能

具体的な記載例と説明方法

1. 療養期間の場合
・「療養期間」と明記
・健康状態が回復している旨を説明
・就業に支障がない旨を付記

2. スキルアップ期間の場合
・「資格取得準備期間」と記載
・取得した資格名を明記
・学習内容と成果を具体的に説明

3. 家族の介護などの場合
・「介護期間」と記載
・現在の状況を簡潔に説明
・就業可能な環境が整っていることを明記

【POINT】
・虚偽の内容は絶対に避ける
・必要以上の言い訳は控える
・前向きな表現を心がける
・具体的な活動内容を示す