転職活動について
更新:2024/12/05
2025年からの失業保険制度改正で何が変わる?
2025年から失業保険制度が大きく改正されます。
4月からは、自己都合退職の給付制限が1カ月に短縮され、退職後すぐに給付を受けられて、経済的な不安が軽減されます。
離職中の経済面が不安で転職に踏み切れない人は、改正のタイミングでキャリアアップをはかってみましょう。
【改正のポイント】
- 自己都合退職時の給付制限期間が2カ月から1カ月に短縮
- 教育訓練受講者への給付制限解除
- 教育訓練給付金の拡充
- 新設の教育訓練休暇給付金制度
【具体的な変更内容】
- 自己都合退職の場合の給付制限期間が1カ月に短縮(2025年4月から)
- ハローワークでの手続きから1カ月と7日後に失業給付を受けられる
- 離職日前1年以内に教育訓練を受講していた場合、給付制限がすべて解除
【教育訓練給付金】
<専門実践教育訓練>
受講後の賃金上昇により最大80%(年間上限64万円)まで支給
<特定一般教育訓練>
資格取得と就職で最大50%(上限25万円)に引き上げ
【新制度:教育訓練休暇給付金】
- 在職中の教育訓練を支援する新制度
- 5年以上の雇用保険加入者が対象
- 教育訓練のための休職時、失業給付と同額(賃金日額の45%~80%)を受けられる
- 受給可能日数は雇用保険加入期間に応じて90日〜150日
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