希望職種で活かせる「スキル・経験」で、適性をアピールをしましょう。

パソコンスキルは、使用できるソフトごとにスキルレベルを記載しましょう。
募集ポストにマッチするスキル・経験があると、高く評価される可能性が高いです。
最優先で洗い出し、記入しましょう。

ビジネススキルは、「論理的思考力（ロジカルシンキング）」「プレゼンテーション」「タスク管理」といったビジネスを円滑に進めるための力です。
「周囲の人からの評価」などを振り返って、分かりやすく伝えるといいでしょう。

特定の職種での就業経験や業界知識もスキルの一種です。
例えば、「販売職における店長経験」や「金融や不動産など高単価の無形商材の提案営業」などもすばらしいテクニカルスキルと言えます。

応募職種との関連性が高く、具体的な実績を示せる場合には記載すべきです。
ただし、関連性が低い場合は、汎用的なスキルとして活かせる要素を厳選して記載しましょう。

1. 応募職種と直接関連するスキル
・Webデザイナー職への応募：趣味でのWebサイト制作経験
・プログラマー職への応募：独学でのアプリ開発経験
・ライター職への応募：個人ブログ運営での執筆経験
・英語を使用する職種：趣味の語学学習による会話力

2. 仕事に活かせる汎用的なスキル
・プロジェクトマネジメント力（イベント企画・運営経験）
・コミュニケーション能力（チームスポーツでの経験）
・情報収集・分析力（投資や株式投資の経験）
・継続力・向上心（楽器演奏や資格学習）

【記載ポイント】

1. 具体的な実績を示す
・「YouTubeチャンネル登録者1000人達成」
・「個人ブログ月間PV5000達成」
・「アプリ開発でApp Store公開実績あり」

2. レベル感を明確に表現
・「HTML/CSSでのWebサイト制作経験あり」
・「Photoshopで画像編集が可能」
・「英語での日常会話レベル」

3. 業務への活用方法を具体的に
・「趣味のブログ運営で得たSEOライティングスキル」
・「動画編集経験を活かした視覚的な資料作成」

【記載を控えるケース】

・業務との関連性が見いだせないスキルや趣味
・具体的な成果や活用方法が説明できないスキル
・経験について面接で詳しく語れないもの

独学で身につけたスキルも、積極的に記載しましょう。
具体的な成果物やポートフォリオがあれば、成長力や学習意欲を示す大きな強みとなります。

【独学でのスキルを書く理由】

・自主的な学習意欲のアピールになる
・新しい知識への探究心を示せる
・課題解決能力の証明になる
・自己管理能力の高さを示せる

【記載ポイント】

1. 具体的な学習内容
・「Udemy講座で学んだWebデザインスキル」
・「技術書とオンライン教材で習得したPython」
・「YouTube動画で独学したイラスト制作」

2. 成果物や実績
・「独自のWebアプリケーションを開発、GitHub公開中」
・「個人ブログのPV数が月間1000達成」
・「ポートフォリオサイトの制作実績あり」

3. 具体的なレベルを示す
例：
基礎：「基本的な文法や機能を理解」
中級：「独自のプロジェクトで活用可能」
上級：「他者への指導や技術記事の執筆が可能」

【注意点】

・面接で説明できる範囲のスキルのみを記載
・応募職種に関連する独学スキルを優先的に記載
・学習期間や具体的な学習方法も併せて記載

未経験の職種へ転職するときには、

• 汎用的なビジネススキル
• 学習能力
  が特に重要です。

1. ビジネススキル

• 論理的思考力
• タイムマネジメント力
• ビジネス文書作成能力
• 基本的なPCスキル

2. コミュニケーションスキル

• 質問力、傾聴力
• チームワーク力
• 報告・連絡・相談の実践力
• プレゼンテーション能力

3. 学習・適応スキル

• 情報収集力
• 素直に学ぶ姿勢
• 経験を活かす応用力
• 目標達成に向けた計画力

これらのスキルが求められる理由

• 未経験職種への転職では、専門的なスキルは入社後に習得できるから
• 即戦力や専門性だけでなく、成長の可能性や適応力も重視される
• 汎用スキルと学習能力があれば、未経験でも十分活躍できると判断される